◆山口には2つの永山酒造がある!
山口には永山酒造というのがあるんですが、
実は2つあるんです。ということに最近気づきました。
なぜ2つの永山酒造があるのか調べてみました!
永山本家酒造場は日本酒の蔵で「貴」、「男山」などを造っています。
「男山」の由来は山口県宇部市にある霜降山の「男山」から取っています(多分)。
永山酒造は様々な種類のお酒を造っています。ややこしいことに、この永山酒造も「男山」を造っています。
個人的に好きなのは日本酒「山猿」。パッケージもカワイイ。山猿の大吟醸はH25新酒鑑評会で金賞を受賞しています。
また「山猿」の名前の由来はサルからではなく
「止まざる」⇒「やまざる」⇒「山猿」であり、止まざる進歩していこうというところから来ているとのことです。
写真は山猿の特別純米
◆どうして2つも永山酒造があるのか!!
山猿の永山酒造のwebサイトにのっていました。
明治20年
山口県厚狭郡二俣瀬村にて永山橘太郎により創業開始。
灘の銘柄『男山』の商標を、地元の山名に因み、下関の酒問屋を通じ購入。
大正8年
厚狭蔵完成。
その後、厚狭蔵で製造した清酒が博覧会で最優等賞を受賞したのを期に、金メダル・銀メダル・銅メダルをラベルに配し二俣瀬蔵のものと差別化して販売する様になる。
昭和7年
永山酒造合名会社 設立
暖簾分けか独立かは分かりませんが、大正8年の受賞がきっかけみたいです。
またややこしい「男山」ブランドは創業当初からのモノであるた両者に残っているんですね。
◆どっちにせよどっちも美味い
両蔵の「貴」「山猿」両方とも美味しいのに変わりはありません。
ただ、「男山」を購入するときだけは気をつけたほうが良いですね!
H25金賞受賞の山猿はコチラ(画像amazonリンクです)