ikko-san's

シェアハウスとかそこらへんのおはなし

【映画】きっとうまくいく

友人のエントリで進められていて、個人的に気になってもいたので見た。

 

インド映画とは思っていなかった。教育とか夢とか就職とか恋愛といったそういう大学生につきものの話をコメディでまとめてあり面白かった。作中で鉛筆やテストのアメリカンジョークも使われてて、アネクドートやアメリカンジョーク好きの自分としてはそのポイントも楽しめた。

 

一緒に見てた人がミュージカル好きなんだけど、インド映画はいきなり歌いだすから意味が分からないと言っていた。話し合いの結果、インドミュージックの曲調はインドのそれに馴染みがない僕らにとって喜怒哀楽が受け取りにくいからではないかということに落ち着いた。
作中に登場人物が入院してそこを励ますシーンがあるのだが、笑っていいのか、感動すべきなのか、悲しむべきなのか(もちろん個人では好きに受け取ればよいのだが)。ここがわからないために、歌いだしが唐突に感じるのかもしれない。日本や西洋音楽に慣れていると悲しいシーンに相応しいそれぞれの音楽がなんとなく理解できる。インド音楽に慣れてないと悲しいシーンのあとにインド音楽が流れても、悲しいシーンは日本や西洋的な頭で理解した後に、曲調の理解や経験の浅いインド音楽が流れてしまうと、馴染んだ価値観のあとのお約束がちょっとずれる感じがしていきなり歌いだしてしまう感じが出てくるのかなと。
とにかく良い映画でした。3時間程度あるので、時間の余裕のある時に再度見返そう。

 

きっと、うまくいく(字幕版)